Eclipse

随想録

20170710 無題

感染性胃腸炎になり、先週から学校を休んでいる。夏の感染症は不快だ。暑さで汗をダラダラ流すくせに、冷房には震えてあげくに腹を壊す。
 
 
何もできない。溜まりまくった課題やマイナビからのメール、どこかに行きたくなるような夏風も全て無視して、一日中ゴロゴロしている他ない。
断続的に腹痛に襲われる。感情が乱高下する。精神を壊して入院していた頃の夢を見た。部屋が際限なく散らかっていく。
 
 
窓の向こうで大雨が降っている。それは自分のいる部屋の中には何の影響ももたらさない。家財を慌ててビニール袋で包む必要はないし、傘をさす必要もない。ここは安全で、すこし寂しい。
 
 
横になってインターネットをするが、すぐに飽きてくる。かわりに世界の仕組みについて考えることにした。でも特に面白いことが浮かばない。やっぱりこういうのは普段の習慣がものを言うんだろう。最近世界の仕組みについて考えた時間があっただろうか?一切ない。
 
自分が思いのほか社会の側の人間になってしまったことに思い至り、よく分からない感情になる。心がざわつく感じのやつ。
こういう、簡単に言葉にできない、喜怒哀楽にも当てはまらない歪な感情を拾い上げて、大きく育てていくことの大切さを自覚するようになった。自分だけの怪物を心に飼うこと。それは癒やしであり、祈りであり、規格化されていくことに対するささやかな抵抗だ。
 
いつの日か、おれの巨大不明感情が首都に襲来し、東京スカイツリーをなぎ倒す。そんな夢を見る。

20170316 無題

起床成功。夢は忘れた。
 
朝ごはんを食べている途中でメロディが浮かぶ。ポップでキャッチャーなやつ。午前中はメロディに付けるコードを考えて過ごす。TSUTAYAに行って借りていたDVDを返した。お昼を食べて学校へ。CG室にこもってパソコンカチャカチャを4時間。良い進捗。
 
いつもより少し早く帰宅した。お風呂に入って、ご飯を食べて、けものフレンズ10話を視聴。サーバルちゃんの「ビーバたちみたいに一緒に暮らさない?楽しそう!」から、かばんちゃんの「私、海の外に行って人間を探したい」への流れが良かった。変化していく二人の関係性…

20170315 無題

起床成功。9時頃起きる。夢は忘れた。
 
TUTAYAで借りてきたファンタスティック・プラネットを視聴。映像も音楽も素晴らしかった。2兆点。そのうち真面目に感想を書こうと思う。そのうちがいつなのかについては諸説あり……
 
お昼を食べて河川敷の菜の花畑へ。自転車で堤防の上を走る。バスや電車は身体が箱に入って移動する感覚だけど、自転車は身体の拡張だ。頬に当たる風が気持ちいい。
 
菜の花畑は震災の復旧工事で消滅していた。

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これは去年。色々なものがなくなっていくなぁ。

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20170313 無題

起床失敗。
朝ごはんのパンを食べて、そのままお昼ごはんのラーメンを食べる。コーヒーを切らしてしまった。仕方がないのでお茶を温めて、チョコレートをボリボリ齧る。カフェイン不足に花粉症の薬の副作用もあいまって、いつもにも増して頭がぼんやりする。眠い。
お昼に学校へ行く約束をして、お昼を完全に過ぎた時間に家を出た。ダメだなぁ...
 
11月の時雨みたいな冷たい雨。冬の始まりと冬の終わりはあまり区別がつかないなと思う。
 
学校での作業はほぼ進捗なし。作曲も今日は進まず。散らかった部屋でボーっとしている。停滞と焦燥。ていねいにやれば大丈夫だよ と頭の中で唱えてみる。深井一さんのこの言葉には何回も救われた。ていねいにやれば大丈夫。こんな日もある。暖かくしておやすみ。
 
 
深井一さん

20170312 無題

遅くに起床。夢は忘れた。
 
朝ごはんを食べて曲を書く。昨日の続き。お昼を食べてまた作曲。日記を書いていて気づいたけど、やっていることが昨日と全く同じだ。
河川敷の菜の花畑を見に行こうかと思ったけど、身体が動いてくれなかった。作曲に限らず何でもだが、一度過集中に入ると自分の意志で机から離れることが困難になる。結局今日は外に出なかった。明日は菜の花畑を見に行けたらいいな。
夕方から夜にかけて曲の展開が思い浮かばず行き詰まる。このへんも昨日と同じだ。曲も日常も繰り返し。展開したい。抜け出したい。ここじゃないどこかへ。
 
人間の生活というのは本来的に支離滅裂なものだと思う。日記を書くという行為は、支離滅裂な生活を物語という明確な秩序を通して見ることで、生活の中にある自分の存在とか軌跡を確認するような作業だと思う。厳密には、自己の存在や軌跡を”確認する”という言い方はおかしくて、それらは物語によって初めて与えられる性質のものだと言うのが正しいのだろうけど。
ぼくはこれまで物語というものがほとんど見えていなかった。人間の認識はナラティブベーストだという考えが頭のなかでまとまりだしたのは去年の秋頃だったと思う。
 

 

 

 

 

お互いをお互いの物語の中の登場人物〈キャラクター〉として認め合うことが、コミュニケーションの基礎なのだと思うようになった。伝えたり聞いたりすることがもっと上手になりたい。人間関係のハッキング。強者になりたい。

20170311 無題

起床失敗(?)。今日は特に予定がないので、失敗という感じでもないが。遅いことには遅い。もう少し早く起きたかった。
 
夢。おじゃる丸が出てきた。僕はあの3人の鬼のキャラクター(名前は忘れた)を合体させたキメラみたいな動物(?)の一部だった。それから曖昧になり、最後はカズマくんに詩の書き方を教えてもらった。 そういえば現実のアニメで彼らはよく合体していたなと、夢を振り返りながら気づく。偶然だろうか。思い出せないけど無意識では憶えているとかいうアレなのかもしれない。
 
朝ごはんを食べて、曲を書く。良い出来。お昼を食べてまた作曲。夕方に図書館へ。それから家に帰ってまた作曲。展開が思い浮かばず行き詰まる。集中しすぎた反動で虚脱。体がだるい。

20170310 無題

起床失敗。夢は忘れた。
 
『深海魚のなかには、浮力調整のため身体にワックスエステルが大量に含まれる種類のものがいて、ワックスエステルは人間には消化できないので、食べると尻から油分が噴出する』といった内容の体験談を数本読んだ。朝一でするべき作業じゃないな。
 
お昼から学校で作業。締切が遠いのでいまいち身が入らないし、楽しくならない。締め切り間際にギリギリでものが仕上がってくるときの没入感が好きだ。ギリギリじゃないと生きてる感じがしないというか。友人にそういう話をしたらドMだと言われた。多分違うと思う。
 
お風呂に浸かって考えごとをする。
『ここは明暗の差が極めて激しい空間で、明るい場所や暗い場所は常に動かず、固定されている。そして、さまざまな生き物がいる。ある生き物は、明るい場所と暗い場所の境目付近に生息していて、この明暗差を利用して狩りをしたり天敵から逃れたりする。この生物は分厚いまぶたと目を4つ持っていて、そのうちの2つはまぶたの裏に発光器官が付いている。暗い場所にいるときは、まぶたに発光器官のついている方の目は閉じていて、まぶたの裏で光を見ている。天敵が来たときや獲物を狩るとき、暗闇から明るい場所に移動し(あるいは獲物を明るい場所に追い詰み)、今まで開けていた発光器官のない方の目を閉じ、発光器官のある方の目を開ける。天敵や獲物は暗闇から急に明るいところに移動したせいで目が眩んで、無力な状態になってしまう。これがこの生き物の狙いだ。明るい場所から暗い場所へ移動するときは今の逆をやればよい。この空間の生き物たちが私たちと同じようにロドプシンで光を見ているとしたら、明順応が安定するのに10分、暗順応が安定するのには30分ほどかかるはずだ。この時間が必要ない四つ目の生き物たちは、かくして大繁栄することとなる…』
このようなことを考えていた結果、気づいたら一時間ぐらい経っていて、お湯が水になっていた。ものすごく寒い。僕みたいな生き物は無駄な考えごとをしているうちに無残に死んでしまって繁栄しなさそうだなと思った。