くらげ重工業

随想録

20170312 無題

遅くに起床。夢は忘れた。
 
朝ごはんを食べて曲を書く。昨日の続き。お昼を食べてまた作曲。日記を書いていて気づいたけど、やっていることが昨日と全く同じだ。
河川敷の菜の花畑を見に行こうかと思ったけど、身体が動いてくれなかった。作曲に限らず何でもだが、一度過集中に入ると自分の意志で机から離れることが困難になる。結局今日は外に出なかった。明日は菜の花畑を見に行けたらいいな。
夕方から夜にかけて曲の展開が思い浮かばず行き詰まる。このへんも昨日と同じだ。曲も日常も繰り返し。展開したい。抜け出したい。ここじゃないどこかへ。
 
人間の生活というのは本来的に支離滅裂なものだと思う。日記を書くという行為は、支離滅裂な生活を物語という明確な秩序を通して見ることで、生活の中にある自分の存在とか軌跡を確認するような作業だと思う。厳密には、自己の存在や軌跡を”確認する”という言い方はおかしくて、それらは物語によって初めて与えられる性質のものだと言うのが正しいのだろうけど。
ぼくはこれまで物語というものがほとんど見えていなかった。人間の認識はナラティブベーストだという考えが頭のなかでまとまりだしたのは去年の秋頃だったと思う。
 

 

 

 

 

お互いをお互いの物語の中の登場人物〈キャラクター〉として認め合うことが、コミュニケーションの基礎なのだと思うようになった。伝えたり聞いたりすることがもっと上手になりたい。人間関係のハッキング。強者になりたい。