くらげ重工業

随想録

20180224 脱走レポ7

サークラの定例会に参加してきた。テーマは『ミソジニーについての当事者研究』とかだったと思う。ミソジニー云々の話は置いておいて率直な感想を述べると、メンヘラ、非モテ、童貞、こじらせ、アスペ等の問題を自分の問題だと思って一生懸命解こうとしている人たちの集いという印象だった。かくいう自分も言葉の定義や診断という観点ではまさにメンヘラ、非モテ、童貞、アスペの当事者なわけだが、当事者であることと当事者意識があることは違うのだろう。おれは人間をカテゴライズする言葉が原義を離れて物語性を帯び始めると、そのカテゴリーから逃げていく性質があるのだと思う。

会のあとはマハカレーというインドカレー屋で打ち上げがあった。カプリスと名乗る目の死んだ男がブロンの薬瓶を勧めてきて怖かった。みんなでワイワイしながら料理をつつくのはとても楽しかった。