くらげ重工業

随想録

20170924 無題

ここのところ破滅の手触りが確かなものになってきた気がする。根拠はない。夏が終わったせいでそう感じるのかもしれない。
ところで破滅の手触りってなんだろう。思いのほかフワフワだったりするのだろうか。柔らかく破滅していきたいとは思う。柔らかい破滅とは?
 
雪が溶けても桜が散っても夏が終わっても自分だけは残る。それがとても嫌だなと思う。秋が終わると次は鬱の季節だ。沖縄あたりに移住すれば少しはましになるのだろうか。
 
憂鬱になるのは簡単で、幸福を感じるのは難しい。ままならないなと思う。やっていく。丁寧に。